【訪問看護】何気ない関わりの中にある大切な気づき 訪問看護での小さな変化と信頼関係
訪問看護ステーション サワです。
訪問看護では、バイタルサイン測定や身体状態の観察、医療処置など、日々の健康と安心を支えるためのさまざまなケアを行っています。
今回は、先日ある利用者様への訪問看護中にあった、心温まるエピソードと看護師としての気づきをご紹介します。

※写真の場面はイメージです。
ケア後のジャンケン占いが教えてくれたこと
いつも通り訪問先でのケア後、とてもユーモアのある利用者様から「ジャンケンをしよう」と笑顔で声をかけていただきました。看護師へジャンケン占いをしてくれようとしたのだそうです。
和やかな雰囲気のなかで始まったジャンケンでしたが、そのとき看護師の目にふと入ったのは、利用者様が差し出した指先にできていた小さな水泡でした。
ご本人もまだ水泡ができたことに気がついていらっしゃいませんでした。通常のケアや観察の手順だけでは見落としてしまいかねなかった指先の変化を、思いがけないジャンケンの機会に発見することができたのです。
日常の生活の場だからこそ生まれる観察の視点
利用者様のご自宅という生活の場に伺う訪問看護では、日常の何気ない会話やふとした触れ合いの瞬間が、大切な状態観察の機会につながることがあります。
時には一緒に笑い合い、他愛のない世間話を交わす。そうした自然な関わりがあるからこそ、普段と違うご本人の様子や細かな異変にいち早く気づくことができます。
また、こうした何気ないやり取りの積み重ねこそが、利用者様との温かな信頼関係を築く大切なコミュニケーションの礎になっています。
決められたケアにとどまらない寄り添う看護を
看護師として必要な医療的処置やバイタル測定をしっかりと行うことはもちろん大切です。しかし、決められた手順をこなすことだけが看護ではありません。
利用者様と過ごす時間の一つひとつに心を配り、穏やかな関わりの中から得られる気づきを大切にすることの重要性を、今回の出来事を通して改めて実感しました。
サワではこれからも、地域の利用者様一人ひとりに温かく寄り添い、日々の小さな変化を見逃さない丁寧な訪問看護を届けてまいります。在宅療養や健康管理で気になることがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
